”医療ツーリズム”

という言葉を聞いたことがあると思います。

訪日外国人に日本の医療をオープンにしていくという目的のもと、
日本で検診や医療サービスを受けるための旅行を医療ツーリズムと呼びます。

中でも、中国人には高度な医療レベルを持ち、地理的にも近い
日本での人間ドッグやPET-CTなどが人気です。

こうした検診は観光ビザで利用可能なうえ、半日から1日で終了
できるとう気軽さも受けているようで、最近ますます弊社にも
問い合わせが増えてきました。

現在J-GOではリクルートの人間ドッグ予約サイト
”ココカラダ”様と提携し、J-GOにおけるお客様からの問い合わせや予約まで
をお手伝いさせて頂いています。

中国からの問い合わせは増える一方なのですが、
希望日時が1週間後だったり、希望検診内容と希望病院が
なかなか空いていなかったり、価格が見合わなかったりと実際に
予約までたどり着くには苦労しています。

そもそも東京は日本での最大の人口密集地であり、
人間ドッグを提供する病院も常に日本人の予約でいっぱいであることが
多いのです。

日本に住んでいない中国人にとったら
1ヵ月先の人間ドッグの予約を先払いで予約するというのは
心配なのは当たり前の事です。

日本の医療水準は東京でも地方でも大きく変わりませんので、
(*特殊な治療ではなく、検診レベル)
弊社としては地方の病院での検診をおススメしていますが、
こちらも現在はなかなか合致しない状況です。

このままですと、買い物代行同様、日本在住の
白タク業者が医療予約代行まで請け負い、費用を抑えるために、
安価な施設、安価な通訳を利用し、現場での医療トラブルが頻発しかねます。

実際、医療通訳というのは単なる日本語がわかる中国人
では医師の専門用語やセンシテイブな言い回しにより、
専門的な座学が必要なのです。

日本政府は2017年より中国からの個人旅行客が沖縄や東北6県に1泊すると
3年間有効のマルチビザ(1回の滞在30日以内、他にも発行の制限があり)を
発給することとしました。

その政策は功を奏し、この1年間、沖縄や北海道を訪問する
中国人は劇的に増えたと聞きます。

人間ドッグも同じように、基本的に1年に1度検診を
受けるものですので、地方の病院で毎年(例えば3年間)検診を
受ける事などを条件に何かしらのビザ優遇制度・税金優遇政策があっても
いいかもしれません。

1回の検診費用は高額になりますし、地方滞在により
周辺産業への波及効果も期待できます。

現況のままですと、中国人の強まるニーズに対し、
日本側が受け入れられず、機会ロスを増やすばかりです。

是非、日本の政府にも積極的な対応を望みます。