先日、中国で若者を中心に大人気の無印良品が
上海当局から広告法違反で罰金20万元(日本円で約340万円)の行政処分を
受けました。

理由はパッケージの商品詳細記載部分に
【原産国:台湾】
と記載したまま販売したためです。

このニュースを聞き、上海で働いていた頃、同じような
問題があったことを思い出しました。

当時、世界地図を使用した広告を作成しており、
当然のように、台湾を台湾と表記して書いたところ、中国人の同僚から
台湾ではなく”中国台湾”と間違いを指摘されたのです。

彼女は悪気もなく、普通にミスを訂正したので、
中国ではやはり台湾という名称は存在しなく、中国台湾なのだと強く意識したことを
覚えています。

オリンピックの舞台でよく聞く
”chinese Taipei”という言い方はもオリンピックなどでのみ
使用する特別な名称であり、中国での英語表記は”Taiwan,China”
になるのです。

台湾から2017年度、国民の4人に1人にあたる456万人もの方が来日しており、
また日本を訪れる観光客の中で圧倒的なリピート率を誇ります。

大変な親日家である台湾を日本も大切な友人とし、日本での世界地図
表記は一般名称である台湾となっています。
*日本は台湾を一つの独立国家として認めていないため、国交はありません。
 ちなみに、台湾の正式名称は中華民国です。

しかし、日本でビジネスをする際にはそれで問題ありませんが、
場所が中国であればやはり中国人の常識・ルールに沿う必要があります。

また、日本と中国で名称が異なるものとして
尖閣諸島も中国での呼び名は”釣魚島diaoyudao”になることも
中国でビジネスする際には注意しなければなりません。

同様に、多くの中国人観光客が日本に来ていますが、それが旅行であっても
日本のルールにそって、日本での滞在を楽しんでもらいたいですね。

J-GOでは中国でビジネスをスタートするにあたり、今回のトラブルのような
文化的や歴史的背景から注意すべき点や日中間のビジネスマナーの違いなども
お伝えしながら、日系企業様の対中進出をサポートしています。

是非、お気軽にご相談ください。